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毎年冬になると、私は遠方で一人暮らしをしている祖母の家を訪ねることにしています。 祖母は、いつも私を大歓迎してくれるので、私も思わず「久しぶり〜!」と大きな声を出して、祖母の体をぎゅっと抱きしめるのです。 祖母の体は、年を経るごとに細く痩せてきたような気がしますが、まだまだ自分のことは自分でやる!と言って、うちの家での同居をするつもりはないみたいです。 それでも冬支度や冬の間の家事は、老体に堪えるだろうと思い、私が「遊びに行く」という面目で期間限定のお世話係になるのです。 祖母と過ごす時間はとても楽しく、あっという間に過ぎてゆきます。 そして私が自分の家に帰る日になると、祖母は、必ず「帰りの汽車で食べなさい」と言って弁当を手渡してくれます。 お弁当には、私が大好きないつものおかずがいっぱい詰まっています。 いつも同じおかずなのですが、それがまたいいのです。 私を思って台所に立ってくれた祖母の愛情がたっぷり詰まったお弁当を新幹線の中で戴くたびに「来年もまたこれが食べたいな」と思うわけです。